岡山で受けることができる代表的な前歯の歯科矯正の種類はどういうものがあるのかを調べまとめました。代表的な矯正はワイヤー矯正・裏側矯正・マウスピース矯正があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットそして平均的な費用をまとめています。
ワイヤー矯正は最も一般的な矯正方法です。永久歯に全て変わった後にも行える「成人矯正」として用いられています。歯の表側1つ1つに固定装置をつけて、その装置をつなぐようにワイヤーを通す方法です。治療費の相場から考えると出来るだけリーズナブルに矯正をしたい方、そして、適用範囲が広い矯正方法になります。
メリット | ・ワイヤーで細かく調整できる 様々な状態に対応できる ・費用が抑えられる |
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デメリット | ・矯正が目立ちやすい ・痛みが強い可能性がある ・歯磨きがしづらい |
ワイヤー矯正の装置を歯の裏側につけることで、見た目を改善したのが「裏側矯正」です。「舌側矯正」や「リンガルブラケット矯正」とも呼ばれます。歯の裏側は凹凸が多く複雑になっているため、レントゲン検査や写真撮影を行った上で、歯科医師や技工士が矯正装置を作り上げます。そのため費用が高額になる傾向にあります。矯正装置の調整は、3週間に1回のペースで行うのが一般的です。
メリット | ・外から矯正していることが見えない ・矯正後の後戻りが少ない |
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デメリット | ・舌に違和感がある ・歯磨きがしづらい ・ワイヤー矯正よりも費用が高くなる |
1人ひとりの歯に合わせた透明なマウスピースを複数用い、少しずつ矯正をおこなっていくのが「マウスピース矯正」です。透明なマウスピースなので目立たない、歯を無理に動かさないので痛みが小さい、歯磨きしやすいので衛生的など、メリットがたくさん。歯列全体を矯正する場合や、歯列の一部を矯正する場合などで、治療費用にも幅が生まれます。治療期間についても前歯だけの矯正など部分矯正であれば最短半年で治療が終了することも可能になります。早く、そして手軽に歯並びを綺麗にしたい女子必見の治療方法です。
メリット | ・矯正が目立たない ・取り外しができる ・歯磨きがしやすい ・痛みが小さい |
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デメリット | ・装着時間の制約がある ・治療できないケースがある ・費用が高くなる場合がある |
【矯正治療の費用と期間】
日本矯正歯科学会によると、マウスピース矯正の一般的な費用は35~80万円程度。期間については平均1~3年程度と要するとされています。症状や治療方法、クリニックによっても費用・期間ともに変動しますので、まずはカウンセリングで問い合わせてみることをおすすめします。
【矯正治療のリスク】
矯正中は虫歯や歯周病、装置の接触による口内炎などにかかりやすくなる可能性があります。 また、金属の装置による金属アレルギーや装置装着時の発音障害などの恐れもありますので、あらかじめどんな症状・副作用があるのか医師・クリニックへご相談ください。